テレビ番組の中で好きなのは 爆笑問題の「ニッポンの教養」(NHK第1(火)夜11:00〜)です
特にタイトルの映像が好きなので 4月番組改編の時には 変更があるのでは と心配したほどです
そのタイトルは 暗い闇の中を 飛ぶ様に疾走する2人の男達が 突然こちらに向かって走ってきて 画面からこちらに飛び出して来るかと思う直前 見えないガラスのかべにブチ当って顔がひしゃげた事で バリアがあったんだ と解るというものです
私はその場面になると「解る、解る」と内心同感するのです
ある人と親しくなり長い時間を費やして散々話し合い理解し合えた と思おうとしても ある線以内には近づくことが出来ない 相手との間に厚いガラスのバリアがあって どうにもそれを超えることが出来ない苛立ちを 随分沢山経験して来たように思います
「ニッポンの教養」という番組は インタビュ−する側とインタビュ−される側とのある程度以上には近づくことの出来ない もどかしさをタイトルで最初に表明しているのではないでしょうか?
私は4月1日から3週間ほど榊原記念病院(東京)に入院しました 入院はお産の時以外初めての経験でした でもこれがまったく意外なことに とても暖かく幸せな時間だったのです まず積もっているストレスを取ってみないと 本当の病気が見えて来ない と言う主治医のお話で 自由に歩けるのは個室の中だけ 室外に出る時は車椅子ということになりました
5階東側の窓から見えるのは満開の桜と柳の新緑 この景色を窓際に立って眺めている以外は 寝てばかり ブラックホ−ルに落ちて行く様な暗い眠りでした いくら眠っても「寝すぎたなぁ―」という感覚もなかったのです
そして4月14日カテ−テル治療を受け 幸運に恵まれ急に楽になりました 病院スタッフの方々はみなさんとてもやさしくて・・・見えないバリアを感じる ことはまったくありませんでした ひとからやさしくされればうれしい 無視されたら 辛い 憎まれたり怒られたら もっと辛い 私の心臓はそんなシンプルな事柄に敏感に反応して 喜んだり ストレスを感じたりしながら働き続けているんだなぁ―と良く解りました
5月は また軽井沢で絵を描く暮らしに戻ります(2008.5.1)
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更新:2008年5月1日
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