kamakura


    朝から雨が降り続き 暗くて気分が高揚しないある日・・・描く素材もなく 手持ちぶたさだったので「自画像」を描いてみるか・・・と急に思いつきました なんでもジロジロ視ることが大好きな“たち”なのに 自分の顔だけはまだ見たことがなく 本当は どんな顔をしているのか イメージが湧かず表現する自信がありません

 ひとに対しても 自分についても一番気になるのは顔 でも自分の顔を見ることが出来ないように作られているのは何故でしょう? もし見ることが出来たら その醜さに発狂するひとが多発するからでしょうか・・・・

 

 

 鏡の中にいる自分の顔は 無表情で笑ったり人と夢中で話したりしている顔ではありません 幼かった頃は 髪に花をつけガーゼのハンカチをかぶって 鏡の中にお嫁さんを空想しました 大人になる頃には 美しいひとになれるのかとも思っていたのですが・・・

 25歳の時 ヨーロッパ行きの飛行機の中で(まだプロペラ機の時代です) 白人男性に 「モンゴルの王女様か?」と聞かれ恥ずかしい思いをしました 当時の私は北欧の女の子に憧れていて アジアに生まれたことを恥じていたのです

 そして今 以前対面したことがあるゴッホの自画像をチラチラと思い出しながら 鏡に写る自分を眺めているうちに「私の死顔はどんなかしら?」と・・・・顔の筋肉の力を抜き 目を閉じ・・・そして薄めを開けてその顔を眺めました 反町隆史が「炭焼きだぁー」と叫ぶ缶コーヒーのCMを真似て「デスマスクだぁー」と声には出さず叫び フッと老人の楽しみって思いがけない所にあるんだなあ〜 とひとりニヤッとし その顔を鏡の中に見ました

fuki

 昨日は“ふきのとう”を頂いて描きました 蕗もハーブだ と気づき ハーブシリーズを予定している10月の個展のために描いておこう・・・と。ふきのとうを描くのはじめてなので 描くことを楽しみ 夜には梅干入りの佃煮にしました

 2月は辛い時期です 春が来るのを待ち焦がれています(2月1日)



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更新:2007年2月1日

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