新年 おめでとうございます。

 鎌倉の家、居間のすぐ前にフェイジョアの木があります。

 10数年前、隣町の知人に「フェイジョアってご存知ですか?」と聞かれ、「いいえ」。「11月になるとグリーンの実が木の下に落ちるので、朝それを拾って皮を剥きヨーグルトと一緒にいただくんですよ」。「羨ましい!ぜひ見せてくださいませ」。

 小さなカゴの中に濃緑で裏が白っぽいフェイジョアの葉っぱを敷きつめ、その中にこれもまた濃緑色をした玉子のような形の実を5−6ヶ並べたものをいただきました。

 その後植木屋さんにパッションフルーツの苗と言われて買い、居間の前に植えた木がフェイジョアだったとは露知らず、そのお宅の前を通り過ぎる度に、お庭の奥の方に見えるフェイジョアの木を見つめては「うちの庭にもフェイジョアが欲しい」と言い続けていました。

 ある年、庭に降りてミョウガの花を見ていたら、その周りにあのフェイジョアの実が落ちていてビックリ。あたりを探したら15−6ヶもあったのです。「幸福の青い鳥」のような話だなぁーとひとりでうれしくなり、以来フェイジョアの実が落ちる頃は朝一番に庭に出て探します。

 


 

 昨秋は、例年より遅く軽井沢から帰って来たのですが、そのフェイジョアの木の上にカラスウリのようなつる性の植物がネットを張ったようにかぶさり、うずら玉子くらいの大きさの濃緑の実がいっぱいなっていたのです。クリスマスツリーの飾りのようです。名前は「琉球雀瓜」と聞きました。

 毎年冬の間、フェイジョアの木の枝にリンゴを刺してメジロなどにご馳走しているので「鳥さんからのプレゼントなの」とみんなに自慢したら「種を取って分けてくださいます?」とあちこちで言われ、「いいわよ」。

 ところが、実が美しい赤に色付くと、待っていたように鳥が食べてしまうのです。「そうか、鳥は自分が食べるために種を蒔いたのかぁー」。

 今年も良いこと、楽しいことが沢山ありますように・・・

 (2004年1月)


 



《今月のチョコ》

鎌倉の暮らしを楽しんでいます。



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更新:2004年1月1日

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