3月20日、タイに住む娘が子供2人を連れて、春休みを過ごすために帰国。
2歳半の孫は私の家に着いた時、玄関の外で靴を脱ぎかけました。「そこで脱ぐん
じゃないのよ」と娘が言うと、今度は、室内に上がって座ってから靴を脱ぎました。

ふと考えました。「玄関って何なんだろう。」
日本の家では、玄関が屋外と屋内の中間地帯であり、そこに人間関係の分け目のような何かが存在します。「お玄関で失礼します」とか「どうぞお上がりください」とか、よく聞きます。「ひとの心に土足で上がり込む」という言葉もあるくらいです・・・

 

     

 

 

我が家の玄関は、ドアを入ると1坪くらいのテラコッタ敷きのスペースがあり、その先に20cmくらいの段差がありフローリングの室内になっています。ごく一般的な日本の玄関の様式です。

以前、我が家を訪れたアメリカ人の客は、このテラコッタの上で靴を脱ぎ、靴下まま玄関内を歩いて、室内に上がりました。普通、日本では室内に上がる時、片足の靴が脱げたら、その足は上にのせ、玄関の床に直接靴下のままで立つことはありません。私たちの常識では、玄関とは靴を履いたまま入ることができる屋内のことですよね。室内に靴を履いたまま入ることができる国の文化や生活習慣には憧れたりしますが、そうではない文化の中で暮らす自分の家に靴のまま入ってこられたら、やはり抵抗感を持ちます。

イラクの一般の家の玄関は、どんな様式なのでしょう。そして、今、どうなっているのでしょう・・・

(2003年4月1日)



2003年:1月2月3月 |5月

2002年:
軽井沢だより 6月 | 7月8月9月10月11月・鎌倉だより 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 12月

2001年:5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2000年:軽井沢だより1 | 2 | 3 | 4鎌倉だより1 | 2 | 3 | 4 | 5

トップへ戻る▼




更新:2003年4月1日

Copyright 2000-2003 Hashimoto Fujico
makiyanot@peace.ocn.ne.jp