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草が茂る広い空地の隅に、薄ピンクのバラが山のように咲いているのを見つけました。剪定もされず、放置されているので、株はとても大きく育ち、まるで茨の城塞のようです。花は大輪から小さなものまでさまざま、つぼみも無数。
そのバラを切らせて頂いて活けてみたら、茎が太く、刺も力強いので、庭に咲いて良く手入れされているバラとはまったく異質な強いエネルギーを感じました。そして、このバラは何か一緒に入れてみようかという発想も拒否するのです。野生を取り戻したバラの知らなかった別の顔を見たような気がしたのです。
(2002年8月1日)
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